角膜内皮細胞治療で京都府立医科大学とJCRが共同研究開発
角膜内皮細胞治療で京都府立医科大学とJCRが共同研究開発
生命医科学部医工学科ティッシュエンジニアリング研究室(小泉範子教授)らの研究が日経産業新聞1面に報道
生命医科学部医工学科ティッシュエンジニアリング研究室の小泉範子教授、奥村直毅助教らが行なっている角膜内皮疾患に対する再生医療の開発が、日経産業新聞1面にて2012年2月10日付で報じられました。同研究室では京都府立医科大学や日本ケミカルリサーチ社などと共同で、角膜内皮細胞の再生医療の臨床研究に向けた研究開発を行なっています。
報道では「臓器提供者(ドナー)の角膜内皮細胞を培養したうえで、角膜内皮に異常を持つ患者の眼内に注入して細胞を再生する。角膜内皮は一度傷つくと再生が難しく、移植でしか根治できない。1人のドナーから最大200人分の同細胞の培養を見込んでおり、実用化できれば移植待ちの患者を減らせる」としています。
同志社大学HP