早老症ウェルナー症候群の細胞からiPS細胞の樹立に成功-広島大ら
日本人症例が多く、根本的治療法がない早老症ウェルナー症候群
広島大学は11月10日、同大大学院医歯薬保健学研究院 嶋本顕准教授と田原栄俊教授のグループが、千葉大学大学院医学研究院・医学部附属病院、東京女子医科大学東医療センター、がん研究会がん化学療法センター、鳥取大学、慶應義塾大学らとの共同研究で、ヒト遺伝病である早老症ウェルナー症候群の患者の線維芽細胞からiPS細胞(人工多能性幹細胞)を樹立することに成功したと発表した。
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